2026年10月09日

<長崎県諫早市>子どもたちが「生きる力」を培う。大人も共に学び合う。20周年目前の市独自の学びの施設「こどもの城」と地域の“つなぎ手”募集!

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2026年10月更新

現在募集中の地域おこし協力隊情報

長崎県内の地域おこし協力隊に関心をお持ちの方へ。
弊社が自治体と伴走し、募集企画や受け入れ体制の設計などを支援している募集プロジェクトを紹介します。
地域のリアルやミッションの背景まで深く取材・把握している注目のプロジェクトです。

「生きる力」って、なんだろう?

スマートフォンやパソコンで、知りたいことはすぐに調べられる。オンラインで、誰とでもつながれる。

一方で、子どもたちが人や自然と直接触れ、自分の体を動かしながら「感じる」「考える」「やってみる」機会は、以前より減っているのかもしれません。

「人が生きていくために、本当に必要なものって何だろう?」

そんな問いを、子どもも大人も共に考え、学ぶ場所があります。

全国から視察や講演の依頼が寄せられる、長崎県諫早市の「こどもの城」。

今回、この「こどもの城」で学びや魅力を発信しながら、地域の人へつなぐ地域おこし協力隊を募集します!

市の中心部から車で15分。自然豊かな白木峰高原が舞台
市の中心部から車で15分。自然豊かな白木峰高原が舞台
個性豊かなスタッフが、日々さまざまなプレイタイム(催し)を実施
個性豊かなスタッフが、日々さまざまなプレイタイム(催し)を実施
スタッフは“呼ばれたい名前”で呼び合う風土。保護者は「●●さんのママ」でなく名前で呼ぶ
スタッフは“呼ばれたい名前”で呼び合う風土。保護者は「●●さんのママ」でなく名前で呼ぶ。

こどもの城で「生きる力」を体験してみた!

1日体験に訪れたのは、夏休み後半の木曜日。

多種多様なプログラムの中から、「ぷち森のじかん さんぽの日」と「歌で遊ぼうの時間」に参加してきました。

✓「知る」よりも「感じる」。自ら発見する喜びを体験する「森のじかん」

「危ないものを避けるのではなく、どうすれば安全にできるかを教えるんです」
「危ないものを避けるのではなく、どうすれば安全にできるかを教えるんです」

スタッフの“ふくちゃん”こと福薗恵子さんをリーダーに、約2時間の散策。スズメバチやマムシなど注意すべき生き物を確認して、自然の循環や季節の変化を感じながら歩きます。

折り返し地点の焚き火広場に到着後、みんなで木の枝や枯れ葉を積み上げ、マッチを持ったのは3歳の女の子。スタッフが声をかけ見守る中、2回目で着火に成功!焚き火で炒ったどんぐりと、摘んだ果実とでひと休憩して帰路へ。

プログラムの中で子どもが立ち止まったり、話をしたりするとき、スタッフや大人がその想いに寄り添い、安全を守りながらも行動を妨げない様子が印象的でした。

「マッチは五感を使うんです。経験を積めば3歳児も使えるようになる」とふくちゃん
「マッチは五感を使うんです。経験を積めば3歳児も使えるようになる」とふくちゃん
子どもが消火まで担当。スタッフ“あすみん”がサポート
子どもが消火まで担当。スタッフ“あすみん”がサポート

✓「生きるって楽しい!」を体で表現。「歌で遊ぼうの時間」

「誰でも参加OK。ボーカルは日替わりでやりたい人がやります」
「誰でも参加OK。ボーカルは日替わりでやりたい人がやります」

“のっち”こと野中邦浩さんがギターを持ってスタートした「歌で遊ぼうの時間」。歌ったのは4歳の女の子。拍手をしたり一緒に歌ったりして、参加者の表情が和らいでいきます。

その後は、♪仲良くなるゲーム♪と称して誕生月が同じ人が立ってハイタッチをしたり、♪線路は続くよどこまでも♪など、一度は聞いたことがあるような歌を歌いながら全身を動かしたり。

印象的だったのは、参加する子どもも大人もスタッフも、触れ合いながら豪快に笑っていたこと。カメラを構えていた私にも笑いかけてくれて、つられて笑顔に!

「利用者をあえてお客様扱いせず、保護者もプログラムに参加してもらいます(のっち)」
「利用者をあえてお客様扱いせず、保護者もプログラムに参加してもらいます(のっち)」
♪にんげんっていいな♪を歌い、みんなででんぐり返し!
♪にんげんっていいな♪を歌い、みんなででんぐり返し!

“ふらっと来れば遊ぶとこ ねらって来れば深いとこ”

壁面に掲げられた言葉を読みながら、たった1日だけれど、利用者さんが10年以上通う気持ちが想像できる気がしました…!

ミッションは“つなぎ手”。ゴールは「生きる力を培う」学びの輪を広げる

今回募集する地域おこし協力隊は、こどもの城と地域の“つなぎ手”。

1年目は、情報や機会の“つなぎ手”として。2年目からは、市内の子育て支援者と子どもや大人の“つなぎ手”として、ステップバイステップで挑戦してほしいと考えています。

【隊員の主な活動方針】

1年目:情報や機会の“つなぎ手”
・自身が「こどもの城」で感じた学びや魅力の発信(よそ者目線での魅力発掘、発信)
2年目:支援者と子どもや大人の“つなぎ手”
・「こどもの城」での学びや魅力の情報発信の継続
・子どもに関する「誰でも広場(月1)」の強化(盛り上げ役)
・チームでの体験活動プログラムの企画に挑戦(調整・まとめ役)
3年目:隊員活動の“つなぎ手”
・「こどもの城」での学びや魅力の情報発信の継続
・退任に向けて、活動の仕組み化や引き継ぎ
・こどもの城20周年をつながりやアイデアを活かして一緒に盛り上げる

【任期後に目指すゴール】

①SNS運用をこどもの城スタッフへ引き継ぎ
②チームでの体験活動プログラムづくりへの挑戦
③子どもも、大人も「生きる力を培う」学びの輪を広げる

主に連携・協力して活動するのが、こどもの城スタッフの“せんせい”こと山口瑞紀さん(34歳・元保育士)と“しょうぶちゃん”こと館長・菖蒲紀子さん(59歳・元幼稚園教諭)です。

3児のパパでもあるせんせい(左)と、4月から館長に就任したしょうぶちゃん(右)
3児のパパでもあるせんせい(左)と、4月から館長に就任したしょうぶちゃん(右)

せんせいは、こどもの城で働くようになって自身の子育てや働き方にも変化がありました。

「例えば、保育園では『飛んだらダメだよ!』って止めるところを、こどもの城では、どのようにすれば安全に跳ぶことができるかを一緒に考えたり伝えたりします。親としても考えさせられましたね。また、ここでは『目的が最重要』という初代館長の教えが浸透していて、自分の働き方も変わりました。」

しょうぶちゃんにも変化があったそう。

「ここで働くようになって人と接するときの距離感が縮まりました。近づいて話したり、挨拶の後に雑談したり。話すのが仕事っていうのが初代館長の教えなんです。」

「子ども、保護者、保育園・幼稚園・学校、地域住民が共に学び、挑戦できる環境、失敗から学べる体験など、子どもの育ちを地域全体で支える文化が根付く社会を目指しています。

求める人物像は、こどもの城を好きになってくれる人!」

特別なスキルよりも、こどもの城の理念や取組に共感してくれる人を求めています。

応募者が持ってくるものは「楽しむ気持ち」!
応募者が持ってくるものは「楽しむ気持ち」!

初代館長に聞きました!城から社会へのメッセージ

こどもの城の初代館長で、今年5月に諫早市教育長に就任した“コーチ”こと池田尚(ひさし)さん。相棒のギターを片手に、こどもの城で大切にする想いを教えてくれました。

出会いがしらに「何が好き?」と歌ってくれたコーチ。13年間館長を務めた
出会いがしらに「何が好き?」と歌ってくれたコーチ。13年間館長を務めた

――こどもの城をつくった目的を教えてください。

こどもの城の理念でもあるんだけど、「生きる力」=I will …

主語が「I」(こども)で、そこに「will」(意志)があり、「…」(何か)は自分で探す。こどもが「自ら考え、行動できる」力を培うことを目指した施設です。

年間10万人以上の利用者が来てくれて、もうすぐ20周年。いい利用者に恵まれて、最近では諫早市を代表する施策と言われるね。市職員もこどもの城へ研修に来ています。

「森のじかん」は、最終的に自身で森を楽しむ“自主森”を目指すプログラム構成
「森のじかん」は、最終的に自身で森を楽しむ“自主森”を目指すプログラム構成

――こどもの城には「ぶつかりながら まもりかたを まなぶところ」と書かれています。

こどもが育つ手段に「リスクテイク」という考え方がある。例えば、夏の暑い日に「外の木陰に出ましょう」と。守り方の違いです。どうやって乗り越えるか、そこに教育的価値がある。こどもが育つ上で、大事なものを獲得する機会を与えるっていう考え方。

平和と言ってもいい。安全もそう。こども達には「みんなを守りたいんよ。だけど、守れんかもしれん。みんながみんなを守れる力をつけてな!勉強して帰ってな!そういう場所やで!」と言ったり。

こどもの城の理念や風土は利用者にも伝わり広がっている
こどもの城の理念や風土は利用者にも伝わり広がっている
中学生くらいの子どもが下の子と遊ぶ様子もよく見られた
中学生くらいの子どもが下の子と遊ぶ様子もよく見られた

――もうすぐ20周年。こどもの城はどんな場所になっていると感じますか?

利用者の安心感を生む場所なんだろうね。「意思を言っていいんだよ」「あなたが未来を創る当事者なんだよ」と伝えています。

『「こどもの城」という名前の「大人の城」(コーチ)』
『「こどもの城」という名前の「大人の城」(コーチ)』

利用歴15年!こどもの城と共に生きる保護者の声

この日、スタッフに高校受験の相談をしたいという長男・煌くん(15)と来館した4児の母・奈々枝さん(41)。煌くんが6か月の時から通い続けて15年が経つそうです。

煌くんと奈々枝さん。赤ちゃんのときから遊んでくれるのっちは良き相談相手
煌くんと奈々枝さん。赤ちゃんのときから遊んでくれるのっちは良き相談相手

「こどもの城では、スタッフ以外の親も子どもを見てくれる。それが当たり前。子ども達は、人を喜ばせることが好きで、困っている人を見るとすぐに動きます。もしこどもの城がなかったらこんな風に育っていないと思います。

私にも、人に頼っていいんだよって教えてくれました。そこから幅が広がって。1人1人を大事にしたいと思えるようになったり、人を否定せずに関われるようになって。

そうそう、クリスマスには、スタッフにサンタクロースとして手紙を書いてもらってました。6年くらい。子どもは今も机に貼っています。そういう大人がいるって経験できて。スタッフは家族みたいな存在です。」

隊員になる人へメッセージはありますか?と聞くと、「おかえり、かな」と応えてくれた奈々枝さん。「してもらったからしてあげたい。隊員が来たら力になりたい」と話をしてくれた利用者さんもいました。

子どもも大人も、心理的に安心できる環境で、生きる力を培う「こどもの城」。

あなたも長崎県諫早市で、こどもの城と地域をつなぎ、未来を創る当事者になりませんか?

陣野真理さんに聞く

諫早市におけるジビエの可能性を語る地域活性化のキーマン・陣野真理さん

諫早市で、商店街の空き店舗などを活用した飲食店経営や地域活性化イベントの企画・運営などを手がける株式会社ベース(諫早市)社長・陣野真理(しんり)さん(41)。諫早を舞台としたにぎわいづくりのキーマンである陣野さんに、ジビエの可能性や隊員との連携などについて聞きました。

――2023年に手掛けた地域活性化イベント「ISAHAYA頂プロジェクト」(*)では、ジビエにスポットライトを当てました。今回、隊員もジビエをミッションテーマとしています

ジビエは、諫早では非常に可能性がある分野。現状は伸び悩んでいる、という印象です。今回の隊員の募集も、すごくいいところに人を入れるな、と感じました。

――隊員との連携に関し、どのようなイメージを持っていますか?

一緒にイベントを手掛けることができれば、と考えています。これまで、さまざまなイベントをプロモーションしてきましたが、マンパワーが不足しがちでした。頂プロジェクトは足元の経済を回すのに向いていましたが、いったん終了しています。今後、人手と予算がかみ合うようであれば再度、取り組みたいと考えています。

――諫早では、ジビエを扱う飲食店数が伸び悩んでいます

ジビエに対するイメージに問題があるのかもしれません。私の店だとコース料理の中でジビエを出すことがありますが、「初めて食べたけどおいしい」と、その後、ジビエ目当てで来店するお客様もいます。取扱店が減っているのは確かですが、単に店を増やすことが正解ではないとも思います。

――諫早という地域の魅力は?

個人が突っ込んで行ける「余白」がとても大きい印象があります。魅力があるのに手付かずなものが多く、「素材」があるのに動きが起こっていない。何かを仕掛ける側としては、注目を浴びやすいので、隊員の方も是非いろいろチャレンジしてほしいと思います。

(*)ISAHAYA頂プロジェクト……第一次産業だけでなく第二次、第三次産業も盛んな諫早市の「食」と、それに関わる生産者や製造業者、飲食店の魅力を知ってもらうことで、この地で暮らすことを誇りに思えるまちづくりと交流人口の増加を目指す取り組み。

諫早市はこんなところ

長崎県内では3位の人口規模を誇る諫早市
長崎県内では3位の人口規模を誇る諫早市

まちの概要編

  • 利便性の良い都会っぽさと自然豊かな田舎っぽさの両方を楽しめます

  • 都市部へのアクセス良好!市街地には買物や医療、子育て施設も充実(市街地から長崎空港まで車で約30分、西九州新幹線の停車駅もあり)

  • 特徴の異なる3つの海に囲まれ、四季の自然と食を身近に堪能できます

暮らし編

  • 市内での通勤や通学も利便性◯。子育て世代も多く暮らしています

  • 市街地、海辺、農村、山間部、温泉まで、多様性のある土地柄

  • 駅周辺の都市型生活から農山漁村型の生活まで、選択肢いろいろ

市民らの目を楽しませるフルーツバス停
市民らの目を楽しませるフルーツバス停
諫早名物の楽焼うなぎ
諫早名物の楽焼うなぎ

募集要項

募集要項をご確認の上、必要な書類を【令和8年11月30日(月)※17時必着】までにメールまたは郵送にてご提出ください。

募集要項(PDF)のダウンロードはこちら

申込書(PDF)のダウンロードはこちら
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応募のご希望やご質問は、下記お問い合わせフォームからお願いします!

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本採用は、地域おこし協力隊OBOGを柱に地域や人材のうまみをかけ合わせるちゃんぽんチーム「(一社)長崎県地域おこし協力隊ネットワーク」がサポートしています!

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長崎県地域おこし協力隊ネットワーク(NCN)について
https://ngs-cnw.com/about

隊員が定住できない大きな理由は「自分に合う仕事がないから」。そこで、NCNは隊員の【生業づくり】の支援に注力し、定住・定着率の向上および地域力向上を目指しています。
※NCNが支援する【生業】とは...自分を活かして地域に根付き、地域をおこす仕事。自分が地域ですこやかにゆかいに住み続けられる仕事。

自治体と弊社が二人三脚で設計した、安心の協力隊募集プロジェクト

地域おこし協力隊への挑戦を検討している方へ
今回ご紹介した記事のように、地域で活躍するためには「地域の受け入れ体制」や「本音のコミュニケーション」が欠かせません。
弊社では、着任後のミスマッチを防ぐため、自治体に伴走して募集ミッションや受け入れ環境の設計からサポートしています。
現在、その取り組みの一環として各自治体で新たな仲間を募集中です。受け入れ体制がしっかり整った環境で挑戦したい方は、ぜひ募集記事をご覧ください。

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