
<長崎県松浦市>食堂立ち上げサポーター募集!農村の食とつながりを結い、みらいへ。
2026年10月更新
現在募集中の地域おこし協力隊情報
長崎県内の地域おこし協力隊に関心をお持ちの方へ。
弊社が自治体と伴走し、募集企画や受け入れ体制の設計などを支援している募集プロジェクトを紹介します。
地域のリアルやミッションの背景まで深く取材・把握している注目のプロジェクトです。
かつて“神の台所”とされた松浦市御厨(みくりや)町。
海からほど近い中山間・田代地域は、赤土を活かした米や花、芋などの農業と、地域で助け合う文化が今も息づく農村です。
人口約400人弱の地域ですが、年間約600人の修学旅行生に
体験民泊を提供するなど、地域外との交流が盛んなことも特徴。松浦市の体験民泊は2006年から20年続く取り組みで、市全体で受け入れた修学旅行生は延べ30万人以上になります。

棚田での米づくりが盛んな田代地域。初夏にはホタルが舞う
修学旅行生は関東や関西からが多数。別れ際に涙する生徒や卒業旅行で再訪する人も地域で採れる、旬の農作物。
農村で受け継がれてきた、家庭料理。
そして、20年にわたって培ってきた、体験民泊のノウハウと人とのつながり。
この地域で育まれたものを活かして、食堂をつくりたい。
2025年4月に設立された「田代地域むらづくり協議会」で、廃校となった田代小学校の跡地を舞台に、一緒に食堂を立ち上げる地域おこし協力隊を募集します。
西九州自動車道・平戸ICから車で約5分。農村の暮らしと“結の精神”が残る田代で、地域の「食」と「人」をつなぐ、新しい仕事を一緒につくりませんか?
▼本募集ならではの魅力はこちら▼
✓田代地域ならではの食材、レシピ、つながりを活かした食堂の立上げから参加できる
✓農業、食堂、体験民泊など、田代地域のさまざまな仕事に関わりながら活動できる
✓海から車で約10分の農村で、自然や人とのつながりを感じながら暮らせる

協議会代表・岩木さん(左)と食堂立ち上げのリーダー・松田美鈴さん(右)田代のくらし・しごと・つながりを次の世代へ
田代地域むらづくり協議会で代表を担う岩木保徳さん(63)。
田代の花農家に生まれ育ち、東京農業大学へ進学後、花屋に就職。25歳でUターンして家業の花農家を継ぎ、2005年、40歳のときには「田代地区グリーンツーリズム研究会」を立ち上げました。松浦市全体で体験民泊が始まる前から、地域での体制づくりに取り組み、民泊体験の受け入れのコーディネートや移住者のサポートなど地域のために活動してきました。
田代小学校の廃校後、地域内の交流の機会が減っていくことに危機感を持ち、2022年から市の支援を受け地域内5地区の住民を集めて意見交換会を開催。2025年4月に協議会を設立し、地域全体で目指す将来像・ビジョンの策定や、実証実験など活動を重ねています。
協議会の目的は、人口減少など社会の変化に合わせて、農村のくらし・しごと・つながりを再編すること。そして、農村で育まれてきた“結”の精神を次世代へつなぐこと。

田代地域むらづくり協議会の活動方針「地域おこし協力隊として来てくれる人は、農業や農村暮らしに興味がある人がいいな。あとは、おばちゃん達と楽しく過ごせる人かな。田舎料理や体験インストラクターを継承してくれると嬉しいね。」
春には田植え。夏には草刈り。秋には稲刈り。それらを通して地域に育まれてきたのが“結の精神”。一人では大変な仕事を地域の人たちが協力して行い、困ったときにはお互いに助け合う、という考え方。
今もつながりが深い田代地域では、例えば、誰かが入院するとすぐに話しが回ってきて、掃除や食事などを手伝うなど、助け合っているそうです。
そのようなシーンでも大活躍するのが、岩木さんが言う「おばちゃん達」。今回、地域おこし協力隊と一緒に食堂を立ち上げるパートナーです。

地元小学校では田代地域での米づくり体験を続けている
収穫もみんなで助け合い、手で刈り、稲ワラで縛り、天日干しに。結の精神を伝えているしごと再編。目指せ「ばあちゃん食堂」!?
修学旅行生向けの体験プログラムでもインストラクターを担う「おばちゃん達」。協議会では、地域資源部会のメンバーとして活動しています。
昨年、食堂の立ち上げに向けて、福岡県うきは市にある「ばあちゃん食堂」を視察。そこで「私たちもこんな風にわいわい働きたい」と感じ、体験のノウハウを活かした食堂の立上げを目指しています。
メニューは、地元の農作物を使ったいももちやヨモギモチ、つなぎを使わない十割手打ちそば、大豆をすりつぶすところから始める手づくり豆腐など、昔ながらの郷土料理。農村ならではの味わいや文化を伝え続けてきた地域で受け継がれるレシピを、今度は食堂を通して地域内外の人へ届けたいと考えています。

郷土おやつ・いももちは地元にもファンが多い舞台は、旧田代小学校跡地にある建屋。隣接する旧田代小学校の校舎には、体験民泊のコーディネートを行う(一社)まつうら党交流公社の事務所があり、修学旅行生の大型バスのほか釣り体験の一般客などが集う地域内外の人の交流拠点になっています。
建屋内は、協議会の事務所スペースのほか、地元の飲食店から譲り受けた設備を入れた本格的な厨房も。今年は、地域住民向けの試食会からスタートし、飲食業のプロのアドバイスを受けながらメニュー開発やオペレーションなどを検討していく計画です。

旧田代小学校グラウンドにある建屋。協議会の活動拠点となっている
厨房スペースは、メイン厨房、そば専用厨房、ドリンクカウンターと充実ミッションは主に食堂立ち上げのサポート
今回募集する地域おこし協力隊に主にお願いしたいミッションは、食堂立上げのサポート。
地域のお母さんたちと一緒に、食堂のコンセプトを考え、メニューをつくり、情報を発信し、少しずつ「食堂」として形にしていくプロセスをサポートします。
まずは、農村の暮らしや農業を体験して知ってもらうところからスタート。食堂立上げに向けた店づくりやメニューづくりなどのお手伝いのほか、自身の視点やスキルを活かし、農村暮らしを楽しみながら活動してほしいと考えています。
✓地域のお母さんたちとの食堂立上げサポート
✓動画や写真、記事による広報情報発信(SNS等)
✓田代地域むらづくり協議会の事業に関する活動(地域資源活用や農地維持の活動補助、事務等)

協議会の食堂立上げに関わるメンバー食堂や商品開発は、専門家のアドバイスを受けながら進めるので、飲食業などの専門的な経験は必須ではありません。農村での暮らしや農業に興味がある人、地域のお母さん達と一緒に考え「やってみよう」と一歩を踏み出せる人を歓迎します。
また、地域内でできる副業として、地元農業法人でのパートや、体験インストラクター、民泊受け入れなどがあります。どれも、田代ならではの食や人の魅力を感じながら働けるあたたかい職場ですよ。

食堂立上げに向けて、地元の祭りにも出店
協議会では地域で取り組む草刈りの機械化・省力化も進めているフレンチシェフも訪れる、若手花農家の暮らし
田代地域には、地域内外につながりを広げる若手経営者も。田代で生まれ育ち、大学進学後、家業の農業を継いだ前田裕治さん(44)です。

2018年、3代目としてカラフルファーム株式会社の代表に就任した前田さん家業の樒(しきみ)に加えて、エディブルフラワーの生産に挑戦。ほぼ農薬を使わず、有機肥料を使った安全性の高いエディブルフラワーは、持ちがよく味わいがよいと評判です。
今では東京や福岡の有名レストランのシェフが視察に訪れるなど、農業を軸に、地域内外の多様な人とのつながりも。長崎県の認定農業者でもありその実力は折り紙付きです。
協議会では主にハーブティーの開発を担当しています。
―― 田代での暮らしについて教えてください。
17歳女児、15歳男児、13歳男児の子育て中です。地域の子ども達はみんな仲良しです。子育て世帯でバーベキューをしたりもしますね。大人も初対面でも身内感があるというか...親戚などのつながりも多いので、信頼関係が深いです。
―― 田代地域はどんな地域?
適度に人がいて、田畑が広がっていて。この環境を維持したいなと思いますね。人間関係は心配ないのでは。地域外の人にもウェルカム感があるから、隊員もきっと仲良くなれますよ。
―― 隊員はどんな人が合うと思いますか?
おしゃべり好きな人。食に興味がある人かな。
あとは、感じたことを形にしようと挑戦できる人が合うかもしれません。3年後の仕事も暮らしも自分でつくるつもりで。挑戦できるフィールドはあると思います!

カラフルファームで育てるエディブルフラワー隊員の暮らしも協議会の活動も市がサポート
隊員と協議会の挑戦を支えるのが、松浦市農林課。地域おこし協力隊の活動拠点は田代地域ですが、農林課に所属し、職員のみなさんと相談をしながら仕事を進めます。
―― 田代地域の人の印象は?
農林課では普段から田代地域むらづくり協議会のサポートや農家さんのサポートなど関わりがあります。印象としては、人があたたかいこと。団結力や、地域への思いが強いですね。
―― 山口さんは田代地域のご出身ですね。
今も田代地域で暮らしています。田代は人にやさしく包容力がありますね。子どもがいたずらしても「元気かね〜」と笑ってくれたり。仕事に実直で真面目な方も多いと感じます。
―― 隊員に求めることは?
まずは、地域の方の話を聞いてほしいなと思います。失敗しても粘り強く、どういう風に成功させるか、地域の人と一緒に考え行動できる人をお待ちしています!
人と話すことが好きな人
食や農村の暮らしに興味がある人
地域の人の話を聞き、一緒に考えられる人
SNSや写真・動画など、情報発信が好きな人
3年後の仕事や暮らしを自分でつくっていきたい人

農林課職員。左から池渕さん、田代地域で暮らす山口さん、浦さん
政策企画課では、移住前後の暮らしや他隊員との連携などをサポートする。担当の吉田さん松浦市はこんなところ
まちの概要編
アジの水揚げ量日本一!“アジフライの聖地”
魚、野菜、茶、卵など多品目を生産する“食のコンパクトシティ”
のべ30万人以上が訪れた農漁業の“民泊体験の拠点”
日本初の国指定の海底遺跡「鷹島神崎遺跡」がある“水中考古学の先進地”

田代地域にある大岳山展望台からは海が見える暮らし編
待機児童ゼロの保育施設!高校生等まで医療費助成あり
買い物はスーパー、コンビニ、直売所や野菜の100円無人販売も
海、山、川、滝など小さな子どもも遊べるスポットが点在
西九州自動車道で福岡まで車で約90分(将来的には70分に!)
移住定住情報サイト アジフライのしっぽ
https://www.city-matsuura.jp/chikiokoshi/index.html

11月に田代地域で採れる農産品。スーパーや道の駅には水産品の品数も多い地域おこし協力隊編
現在11名の隊員が活動中(2026年9月時点)
協力隊OBOGインタビュー
https://ngs-cnw.com/nagasaki-edit/posts/masato-kobuki-interview
募集要項
募集要項をご確認の上、必要な書類を【令和8年11月30日(月)※必着】までにメールまたは郵送にてご提出ください。
申込書(PDF)のダウンロードはこちら
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※NCNが支援する【生業】とは...自分を活かして地域に根付き、地域をおこす仕事。自分が地域ですこやかにゆかいに住み続けられる仕事。
自治体と弊社が二人三脚で設計した、安心の協力隊募集プロジェクト
地域おこし協力隊への挑戦を検討している方へ
今回ご紹介した記事のように、地域で活躍するためには「地域の受け入れ体制」や「本音のコミュニケーション」が欠かせません。
弊社では、着任後のミスマッチを防ぐため、自治体に伴走して募集ミッションや受け入れ環境の設計からサポートしています。
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