2023年11月20日

<長崎県東彼杵郡東彼杵町>東彼杵町で活躍する、先輩地域おこし協力隊と日本一のお茶農家にインタビュー

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2026年10月更新

現在募集中の地域おこし協力隊情報

長崎県内の地域おこし協力隊に関心をお持ちの方へ。
弊社が自治体と伴走し、募集企画や受け入れ体制の設計などを支援している募集プロジェクトを紹介します。
地域のリアルやミッションの背景まで深く取材・把握している注目のプロジェクトです。

移住者も含めて若い世代が活躍する東彼杵町。2022年に就任した地域おこし協力隊とそのぎ茶で日本一を獲得した農業の先輩の2人に、東彼杵町を舞台にした暮らしや仕事の楽しさ、大変さを聞きました。

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<長崎県東彼杵郡東彼杵町>いちご農家の後継者募集!若い世代が活躍する“東そのぎ”で、いちごでも目指せ日本一!

1. 「子どもたちのふるさとを作りたい」という思いで、 3人の子どもを連れて埼玉県から移住!

東彼杵町地域おこし協力隊 斎藤節子さん

1984年生まれ 埼玉県出身/2022年4月移住
Instagram @higashisonogi_se

埼玉県から2022年に移住し、東彼杵町のPRを担当。SNSやブログを用いて、町の「子育て環境」や「移住定住の地域振興」に関する情報発信を行っている。地域の人から“せっちゃん”の愛称で親しまれている3児の母。

小・中・高と元気盛りの3人の男の子を育てる(写真提供 :小玉デザイン制作室)
小・中・高と元気盛りの3人の男の子を育てる(写真提供:小玉デザイン制作室)

――移住先として東彼杵町を選んだ理由は?

実は、移住を決める前まで東彼杵町には来たことがありませんでした。GoogleMapのストリートビューを使って散歩はしていたんですが 笑

移住を検討するようになったのは、災害への不安を感じ出したから。埼玉に住んでいたのですが、地震が毎日のように起きていて「ここを子ども達のふるさとにしていいのかな?」と思うようになりました。そんな時に、長崎県のPR動画「長崎の変 はじまる」を見て、穏やかな風景に心が動かされました。

――移住に対して、子どもたちの抵抗はなかったですか?

小学1年生、中学2年生、高校1年生の男の子3人なんですが、中学生の男の子だけが「友達と離れたくない」と打ち明けてくれました。なんですが、今は遠く離れていてもオンラインで繋がっているじゃないですか。東彼杵町に移住したあとも、オンラインゲームで埼玉の友達と毎日のように“会っている”。今では「どこに住んでも変わらない」って、息子も感じてくれているようです。それに、東彼杵町は移住者が多いので、学校の子どもたちの中にも移住者がいる。そこも安心できたのだと思います。

埼玉からの移住は車で!約1,300kmを車中泊で乗り越えたパワフルな斎藤さん
埼玉からの移住は車で!約1,300kmを車中泊で乗り越えたパワフルな斎藤さん

――どんな活動をしていますか?

ミッションは、SNSやブログを使った町の情報発信です。経験を生かして、移住のことや子育てのことを発信しています。地域おこし協力隊に着任してすぐ、NHKの「いいいじゅー」で取り上げていただいたんですが、それをきっかけに町での認知度がグッと高まりました。息子とコンビニに行った時に町の人に声をかけられたんですが、息子がびっくりしていました 笑 ブルーベリー狩りに行った時も「今年一番会いたかった人!」なんて言われて嬉しかったです。

移住相談会では移住定住コーディネートも行う(写真提供 :小玉デザイン制作室)
移住相談会では移住定住コーディネートも行う(写真提供:小玉デザイン制作室)

――住みだしての印象は?休日はどんなことをして過ごしていますか?

のんびりとセカセカしていないのがいいですね。子どもたちも競争するのではなく、自分のペースでという感じ。子育てでいえば、近所のおじいちゃん・おばあちゃんが子どもたちを見守りしてくれているので安心できます。ただ、車がないと生活はできないですね。車さえあれば、長崎空港が近いし高速道路のインターもある。アクセスの良さは抜群です。

休日は、中学生の子どもが部活でソフトテニスをしてるので、部活動の送迎で終わることが多いです 笑 ひとりの休日は、隣の嬉野温泉に行ってリフレッシュしています。

――今後の展望は

飲食店をやりたいという夢があります。取材の時に観光客の方にリサーチしたら、ランチができる場所が少ないと言われていて。それで最近、食品衛生責任者の資格を取得しました。役場の職員さんも、退任後の人生も含めてサポートしてくださり心強いです。実現するかはまだこれからですが、協力隊の仲間や先輩にも話を聞きながら考えています。

――募集を検討している方へアドバイスをお願いします

東彼杵町の人は、「移住前に何をしていたか」より「移住後に何をしているか」を見ているように感じます。いつもニコニコ・誰にでも挨拶、この2つがあればすぐに馴染めますよ!

2. 全国茶品評会で日本一!茶農家3代目が思う農業のおもしろさ

「おのうえ茶園」3代目 尾上和彦 さん

https://onoue-teafarm.com/

自家製発酵肥料を使用した土づくりやその年の茶葉に合わせた蒸し方にこだわり、高品質の蒸し製玉緑茶を生産している。全国茶品評農林水産大臣賞受賞や全国茶品評会日本茶葉中央会会長賞受賞などを受賞し、そのぎ茶を「日本一」に導いた。

――そのぎ茶が日本一になった理由は何だと思いますか?

私が獲得した賞は、お茶の中でも“蒸し製玉緑茶”の部門です。蒸し製玉緑茶は九州を中心に生産されているお茶で、全国的に珍しい種類。煎茶に比べて競争相手が少ないというのもありますが、2022年に町と個人でW受賞した時には、茶葉を手摘みするなど品質向上に努めました。

――「FORTHEES(フォーティーズ)」という活動もされていると聞きました

町内の若手お茶農家4人が集まって、“そのぎ茶の抹茶”を作ろうと会社を立ち上げました。私はお茶の低迷が厳しくなったこともあり、新しいビジネスとして、裾の根を広げたいという思いがありました。九州で抹茶を作っているのは、福岡の八女と鹿児島の知覧くらい。長崎と佐賀には抹茶を生産できる“碾茶(てんちゃ)工場”がないので、「日本一を獲ったそのぎ茶で抹茶を作る」ことに可能性を感じました。コロナ禍で大変な時期もありましたが、今では従業員も常時2名雇用して少しずつ軌道に乗ってきています。

FORTHEES
FORTHEES

――「FORTHEES」にはどのような商品がありますか

「そのぎ抹茶」を核に、抹茶ラテをお手軽につくれる「まちゃらってぃ〜」や「そのぎ抹茶ポップコーン」などの加工品もあります。その他にも、東彼杵町のパン屋「ちわたや」さんが作る「茶バター」にもうちの抹茶が使われていたりと、地場産品の商品にも活用してもらっています。

「ファーミライズ」はフリーズドライの機械を導入したと聞きました。抹茶といちごで何かコラボができるといいですね。

東彼杵町の道の駅・そのぎの荘でも購入できる「そのぎ抹茶ポップコーン」
東彼杵町の道の駅・そのぎの荘でも購入できる「そのぎ抹茶ポップコーン」

――「ファーミライズ」の隅さんとは同級生だとか。隅さんの印象は?

小中高と学校は違いますが、高校ではお互いに部活でラグビーをしていてそこで会いました。そのあとは消防団などでも一緒で。隅さん、見た目が怖いでしょう?笑 でも、面倒見が良くてなんでも熱心。子どもの学校関係でも役をやったりと、地域のリーダーといった感じ。ただ、なんでも自分でやってしまおうとするところが長所であり短所でもある。協力隊員が入ったら、上手にサポートしてほしいですね。

――農業を始めるのには、何が大切でしょうか?

私は農業高校を卒業後、家業であるお茶の世界に入りました。まずは、大変な仕事であるということを頭に置いておく必要があると思います。ただ、失敗も成功も全部自分に返ってくるのが面白いところ。頑張った分だけ結果に繋がる。人の意見を聞ける人、経験者に色々聞いてトライできる人が向いていると思います。

FORTHEES
https://www.forthees.com/

実情を知る元隊員がきめ細かなサポート 長崎県地域おこし協力隊ネットワーク

長崎県には、県内の地域おこし協力隊員をサポートする一般社団法人「長崎県地域おこし協力隊ネットワーク(NCN)」があります。県内各地で活動しているほかの協力隊OB・OGとも連携しながら、協力隊や地域の実情に合ったサポートを行っています。

NCNのかじ取り役を担うのは、長崎県内で協力隊員として活動した男女4人。協力隊時代の経験や人脈なども生かしながら、任期満了後も長崎県内の地域に根を張り活動するメンバーです。

特徴は、それぞれが経営者であること。その強みと協力隊と地域とのつながりを活かして、県内の現役・元協力隊に仕事を依頼したり、協力隊が退任後に活躍できる環境づくりも模索中。

長崎・東彼杵町のポテンシャルを感じた人はぜひ!チーム長崎へ!

現役協力隊をサポートするNCNのメンバー。県内では現役協力隊が70名ほど活動している
現役協力隊をサポートするNCNのメンバー。県内では現役協力隊が70名ほど活動している

Nagasaki Edit
https://ngs-cnw.com/nagasaki-edit

NCNコーポレートサイト
https://ngs-cnw.com

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企画・設計:NCN
取材:NCN / 福田 奈都美(NCNパートナーズ)
記事編集:宮田 友香(NCN)
記事執筆:福田 奈都美(NCNパートナーズ)

自治体と弊社が二人三脚で設計した、安心の協力隊募集プロジェクト

地域おこし協力隊への挑戦を検討している方へ
今回ご紹介した記事のように、地域で活躍するためには「地域の受け入れ体制」や「本音のコミュニケーション」が欠かせません。
弊社では、着任後のミスマッチを防ぐため、自治体に伴走して募集ミッションや受け入れ環境の設計からサポートしています。
現在、その取り組みの一環として各自治体で新たな仲間を募集中です。受け入れ体制がしっかり整った環境で挑戦したい方は、ぜひ募集記事をご覧ください。

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