2025年03月12日

登山に温泉!火山女子が紹介する活火山「雲仙岳」の魅力

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2026年10月更新

現在募集中の地域おこし協力隊情報

長崎県内の地域おこし協力隊に関心をお持ちの方へ。
弊社が自治体と伴走し、募集企画や受け入れ体制の設計などを支援している募集プロジェクトを紹介します。
地域のリアルやミッションの背景まで深く取材・把握している注目のプロジェクトです。

雲仙岳と食を愛する火山女子

こんにちは!

火山が大好きな「火山女子くらりん」こと倉林と申します。

小さいときに「火山は生きている」という名前の図鑑を丸暗記するほど読み、火山の虜に。それから火山のニュースを見たり、日本中の火山の写真を撮ったり、気が付けば火山が人生の一部になっていました。

2020年に島原市の地域おこし協力隊(フリーミッション)に就任。

火山が好きなことを周囲に伝えると「火山で町おこしをしたら良いんじゃない?」と多くの人に言われたことで、ミッションに「雲仙岳の魅力発信」を掲げることを決意します。

また、地元産の野菜がとても美味しいことに感動したので、「食と火山をコラボさせよう!」と思いつき、地元の弁当店と島原半島産の食材を使った「火山弁当」の開発などに取り組みました。

任期中の活動については、現役時代にインタビューいただいた記事をご確認ください。https://ngs-cnw.com/nagasaki-edit/posts/kurabayashi-mio-interview

現在は隣の雲仙市に移住し、子育てをしながらフリーライターと、日本火山好き協会の副会長として活動しています。

退任後の活動については、インタビューいただいた下記の記事を読んでいただけたら嬉しいです!
https://ngs-cnw.com/nagasaki-edit/posts/kurabayasi-mio-interview

そんな私が暮らす島原半島にある、火山「雲仙岳」について、誕生の歴史や魅力を紹介します。


島原半島をつくった活火山の雲仙岳

胃袋のような形が島原半島で、中心にある山々が雲仙岳

「雲仙岳」は、普賢岳・国見岳・妙見岳の三峰と、絹笠山・高岩岳・野山・矢岳・九千部岳の五岳を中心とした30以上の山々の総称です。

島原半島が始まりの地、南島原市にある早崎半島

雲仙岳が誕生したのは、今から約430万年前まで遡ります。

最初は海底での噴火から始まり、長い年月にわたって噴火を繰り返して島原半島をつくり、現在の姿になりました。

右手前にある大きな崖がある山が眉山

江戸時代の噴火では、島原市にある眉山が崩れて津波が発生し、「島原大変肥後迷惑」と呼ばれる大災害が発生しました。

近年では1990年から5年間にわたって噴火し、高温のガスと岩石が山の斜面を流れ下る「火砕流(かさいりゅう)」が発生し、麓の集落を直撃して43名が犠牲になりました。

このように雲仙岳は、日本に数ある火山のなかでも活発な火山です。


日本で最も新しい山「平成新山」

仁田峠第一展望所からの平成新山

平成新山は、1990年から1995年にかけて発生した雲仙岳の噴火で、出てきた溶岩によって誕生した、日本で最も新しい山です。

溶岩と聞くと、赤くドロドロしたものが川のように流れるイメージがあるかもしれません。

しかし、雲仙岳から出てきた溶岩は非常に粘り気が強く、山の斜面を流れるのではなく、火口付近にとどまりました。

そこへ火口から次々と溶岩が出てきて、上の溶岩が押し上げられ、一部が崩れることを繰り返して現在の形になり、1995年に「平成新山」と名付けられました。

平成新山の標高は1,483mで、これまで雲仙岳の最高峰だった普賢岳(1,359m)を超え、長崎県で最も高い山となっています。

ゴツゴツと荒々しい溶岩の斜面が、地球のエネルギーを感じさせます!

雲仙岳は登山も可能!

防災登山のときの平成新山

活発な火山の雲仙岳ですが、現在は火山活動が落ち着いているので、登山が可能です。

ただし、平成新山は崩落の危険性があるため、一般人の立入が禁止されています。

ちなみに、火山学者や自治体職員、報道陣などが一斉に平成新山を登る「防災登山」と呼ばれる行事が年に2回あります。

私も一度だけ参加しましたが、過酷すぎて命の危険を感じたので、今後二度と登らないでしょう。

大きな岩を1時間以上登り続けて、なんとか頂上に着きましたが、私が登るスピードがあまりにも遅かったので、「あの人やばい」と認識されたのか、下山時は消防士4人くらいにがっつり固められ、何とか降りてきました。

普賢岳の頂上から平成新山

登山可能で最も標高が高いのは普賢岳で、平成新山を間近で見ることができます。

仁田峠第二展望所が普賢岳へのスタート地点なので、登ってみたい人はここからスタートしましょう。

なお、登山道は険しい箇所もあるので、トレッキングシューズを履いたり、登山ウェアの着用がおすすめです。

また、雲仙岳などの「活火山」と呼ばれる活発な火山は、活動状況が変わることもあります。登山前に気象庁ホームページの「火山登山者向けの情報提供ページ」を確認し、最新の状況をチェックしましょう。


登山後は温泉でフィニッシュ!

こんこんと湧き出る小浜温泉

登山後の楽しみと言えば、やっぱり温泉ですよね!
火山の周りには、「火山性温泉」と呼ばれる火山由来の温泉が湧き出ていることが多いです。

島原半島には、小浜温泉・雲仙温泉・島原温泉の3つの火山性温泉があります。

温泉の湧く雲仙地獄

雲仙温泉は硫黄泉という泉質で、白く濁った色と、卵の腐ったような臭いが特徴です。泉質は、硫酸塩泉で殺菌効果が高いため、美肌に効果があると言われています。

私のおすすめは、雲仙の温泉街からは離れたところにある「小地獄温泉館」です!大正時代に建てられた木造の建物で、レトロな雰囲気が素敵です。

小浜温泉は、源泉温度が105℃あり、日本一熱い温泉です。泉質は塩化物泉で、湯冷めしづらいほか、保湿効果があるので肌がしっとりします。

島原温泉は、炭酸水素塩泉でクレンジング効果があると言われています。源泉温度は20〜30℃と低いですが、加温していない源泉に入れば、肌に小さな泡がくっつくこともあります。
おすすめは、HOTELシーサイド島原の日帰り温泉です。サウナと温度の低い高濃度炭酸泉の源泉に交互に入れば、心身ともに整います!

同じ火山の近くでも、泉質がまったく異なる温泉が湧いているので、ぜひ入り比べてみてください!

島原温泉で肌の汚れを落とし、雲仙温泉で殺菌し、小浜温泉で保湿すれば、美肌に近づけるかもしれません。

火山には魅力と恩恵がたくさん!

島原にある焼山より市街地と有明海を眺める

火山には、噴火によってできた壮大な景観や、温泉などの恵みがあります。

噴火によって大きな被害が出ることもありますが、火山から受けられる恩恵がたくさんあるので、麓に多くの人が暮らし続けているのでしょう。

山に登って、今も蒸気が立ち昇る平成新山を間近に見れば、火山及び地球が生きていることを実感できます!

ぜひ、雲仙岳を訪れて、火山の魅力を体感してみてください!

自治体と弊社が二人三脚で設計した、安心の協力隊募集プロジェクト

地域おこし協力隊への挑戦を検討している方へ
今回ご紹介した記事のように、地域で活躍するためには「地域の受け入れ体制」や「本音のコミュニケーション」が欠かせません。
弊社では、着任後のミスマッチを防ぐため、自治体に伴走して募集ミッションや受け入れ環境の設計からサポートしています。
現在、その取り組みの一環として各自治体で新たな仲間を募集中です。受け入れ体制がしっかり整った環境で挑戦したい方は、ぜひ募集記事をご覧ください。

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