
現役協力隊員のぶっちゃけトーク!リアルな「悩み」にどう向き合ってる?
2026年10月更新
現在募集中の地域おこし協力隊情報
長崎県内の地域おこし協力隊に関心をお持ちの方へ。
弊社が自治体と伴走し、募集企画や受け入れ体制の設計などを支援している募集プロジェクトを紹介します。
地域のリアルやミッションの背景まで深く取材・把握している注目のプロジェクトです。
地域との信頼関係づくり、退任後の生活基盤づくり…。
公私にわたり、なにかと悩み事が多い地域おこし協力隊。
この座談会では現役の地域おこし協力隊員に、活動のリアルな悩みについてぶっちゃけトークを繰り広げていただきました。集まったのは普段からラジオ番組などで共演することもあるという町の協力隊3名。インタビュアーは島原市地域おこし協力隊OB・田口がお届けします!
のべちゃん(延山幸子さん):川棚町地域おこし協力隊員。空き店舗の活用やイベント企画までマルチに活躍する川棚の元気印。協力隊5️年目。
おおやま(大山直昭さん):川棚町地域おこし協力隊員。ミッションはふるさと納税の推進。現役の経営者でもあり隊員のまとめ役としても一流だが、はずかしがり屋の一面も。協力隊2年目。
せっちゃん(斎藤節子さん):東彼杵町地域おこし協力隊員。SNS情報発信から移住相談までをこなす。協力隊2年目。
たぐち(田口賢):島原市地域おこし協力隊OB。本記事のインタビュワー。釣りがライフワークのブロガー。
会場:みんなのアトリエ はざま(長崎県東彼杵郡波佐見町)

左から、おおやま(隊員)、のべちゃん、せっちゃん、たぐち協力隊共通の悩み?任期後のキャリア問題
たぐち:今回の話題はズバリ「協力隊としての悩み」です。ざっくりとした質問ですが、協力隊活動で悩んでることってありますか?
のべちゃん:悩みか~。そりゃいろいろありますよ(笑)私の場合、任期満了が近づいているのでその後のことを考えてますね。任期後もこの町で暮らしたいけど、どんな仕事をしようかな、とか。
おおやま:僕も定住を希望していて起業の準備をしているのですが、任期後の「事業と自走」について考えています。今担当しているふるさと納税のお仕事がそのまま仕事にならないかな…とか考えています。

ふるさと納税担当のおおやま隊員せっちゃん:わかる~。私は移住コーディネーターのお仕事をしてるんだけど、任期後に自走できるように3年目は業務委託契約に切り替えるつもりで。東彼杵町の職員さんも積極的にサポートしてくれるので、その点すごくありがたいんですよ。
たぐち:協力隊って人生を賭けて移住するから、応募段階で任期後のイメージが見えると安心感ありますよね。けれど、活動をはじめて、地域との信頼関係ができていく中で見えてくる道もあったり。任期後のキャリアは、任期中のがんばりでも変わってくるかもしれません。
せっちゃん:職員さんも地域の人も、がんばりを見てくれてますよね。
公と民の狭間で
せっちゃん:それとはまた違った悩みですけど、業務と休日の境目が分からなくなることってありませんか?「ボランティアとしてイベントに参加したけど、あれ?これ協力隊としての仕事じゃない?」ってたまに思ったり…(笑)

家族とともに東彼杵町へ移住したせっちゃんのべちゃん:あるある!私はなるべく、一緒にやろうと誘われた場合は、お仕事として携われるか役場に確認して、誘われた方から派遣依頼の文書をいただいたりして、無理な時はボランティアで参加していました!
たぐち:そういうときってどっちの立場で参加してるんですか?仕事?プライベート?
のべちゃん:私はちゃんとお仕事として参加してます。もちろん、その分バリバリ働きます!という強い気持ちを持って!!
せっちゃん:協力隊って仕事とプライベートの境目が分かりにくいときがあるもんね。行政と住民、両方からの目もあるし。
おおやま:だからこそ協力隊って特有のバランス感覚が必要なのかもしれませんね。
その辺りは、協力隊の仲間や先輩に聞くのが一番かも。年齢も経験もいろんな人がいるから、いろんな答えがあって、自分なりの答えを見つけるきっかけになりますよ。
「小さな実績」が信頼を生む
たぐち:座談会前はなんとなくドロドロした「人間関係」の悩みが出てくるのかな?と身構えていたんですが、みなさん任期後のことをかなり意識してるんですね。みんな大人だ。僕も悩みがちですが、行政や地域との調整って神経を使いませんか?
特に行政って一般企業には無いルールがあったりするし…。
のべちゃん:正直着任当初はとまどうことが多かったです。イベントは、町民さんと徐々に計画を立てながら進めるやり方と、全て決まった計画を起案して役場の許可を取ってからじゃないと仕事として進められないというやり方と、進め方の違いに何度も壁にぶつかりました。やっていくうちに役場のルールがわかるようになってきて、それからは町民さんと役場の間で進め方の調整ができるようになり、以前よりスムーズに物事が進められるようになりました。

川棚町の愛されキャラ、のべちゃんおおやま:それって協力隊として実績を積むことで、行政や地域の人との信頼関係ができたのも大きいのかも。実際、のべちゃんって地域の人から愛されて必要とされてるし。
そういう地域との信頼関係みたいな「目に見えない成果物」ってありますよね。それを行政側に分かりやすく伝えるのも大事だと思います。
のべちゃん:行政への「成果の伝え方(見える化)」については、おおやまくんに相談にのってもらったこともあるんです。協力隊の研修に積極的に参加して、いろんな人と相談しあったりもしてますね。

同じ町の協力隊2人。相談できる人が身近にいるのは心強いのべちゃん:そういえば、せっちゃんって、着任直後にテレビに出てたよね?地域で大きなニュースになったんじゃない?(せっちゃんはNHKドキュメント番組「いいいじゅー」で協力隊着任時の様子が取り上げられました)
せっちゃん:たしかに「あ、テレビに出てた人ですよね?」みたいなかんじで、話しかけられることもあったね(笑)TVとかメディアに出るのは、地域では最強の名刺になるかも。

近隣の協力隊が連携して情報発信するのも効果的?たぐち:確かに、メディアに出るのも地域に馴染むための手段のひとつかもしれませんね。地域の人はテレビや新聞、よく見てる人は多いですよね。
悩みの「シェア」で心は軽くなる
今回の座談会を通して、協力隊としてのリアルな悩みを聞くことができました。現役隊員が聞くと思わず「わかる~!」と声に出してしまうような悩みもきっとあったはず。
それぞれの協力隊員の悩みへの向き合い方も参考になりましたが、筆者が感じたのは「悩みをシェアできる環境の大切さ」でした。

その悩み、シェアしてみて!悩みって自分の内側にあるときは悶々とすることもあり深刻に感じてしまいがちですが、他人に聞いてもらうと、気持ちが楽になることもありますよね。
さらに「こういうやり方もあるよ」と思わぬアドバイスがもらえちゃうことも(お得!)
知人がいない地域に移住する協力隊にとっては、悩みをシェアできる環境があるのは精神衛生的にもありがたいことだと思います。
シェアできる「つながり」がある、長崎県地域おこし協力隊
「悩み」というテーマでお届けした座談会、いかがでしたでしょうか。
どんな仕事にも悩みはつきもの。しかし、協力隊活動は一般企業とは一風違った環境なので、これまでの人生では味わうことのなかった感情を味わうことがあるかもしれません。
公と民間。
地域住民と移住者。
いろんな視点の「狭間」に立つ特殊な仕事ならではの悩みが出てくるはず。
長崎県の地域おこし協力隊には、「悩みのシェア」ができる長崎県地域おこし協力隊ネットワーク(NCN)の存在があります。
協力隊としての悩みは、協力隊または協力隊のOBOGに聞いてもらうのが一番。なぜなら協力隊の立場を、ルールを、気持ちを、一番理解できているから。
まわりに相談できる相手がいなければ、気軽にNCNを頼ってみるのがおすすめです!また、協力隊が集まる研修に参加して仲間に悩みをシェアするのもいいですね。
これから協力隊への応募を検討されている方は、相談できる環境があるかは要チェック項目ですよ〜。
限られた人生。悩んでいる時間はなるべく短く。
この記事が現役隊員の方、協力隊への応募を検討されている方のご参考に少しでもなれば幸いです。
NCNへのメッセージはこちら
InstagramのDMでもお気軽にどうぞ!
自治体と弊社が二人三脚で設計した、安心の協力隊募集プロジェクト
地域おこし協力隊への挑戦を検討している方へ
今回ご紹介した記事のように、地域で活躍するためには「地域の受け入れ体制」や「本音のコミュニケーション」が欠かせません。
弊社では、着任後のミスマッチを防ぐため、自治体に伴走して募集ミッションや受け入れ環境の設計からサポートしています。
現在、その取り組みの一環として各自治体で新たな仲間を募集中です。受け入れ体制がしっかり整った環境で挑戦したい方は、ぜひ募集記事をご覧ください。
Consulting Desk
相談受付
隊員や自治体の方からの活動におけるお悩み相談などはこちら
Contact
お問い合わせ
取材やお仕事の依頼などのお問い合わせはこちら