2024年07月26日

退任後は島原観光ビューローに就職。目指すは“島原まるごとテーマパーク化”!

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2026年10月更新

現在募集中の地域おこし協力隊情報

長崎県内の地域おこし協力隊に関心をお持ちの方へ。
弊社が自治体と伴走し、募集企画や受け入れ体制の設計などを支援している募集プロジェクトを紹介します。
地域のリアルやミッションの背景まで深く取材・把握している注目のプロジェクトです。

地域おこし協力隊の退任後の道として起業や独立が取り上げられがちですが、隊員時代の経験を生かして就職する人も多くいます。長崎市出身で、島原市地域おこし協力隊として活動した田口賢(たぐちさとし)さんもその1人。

「自分の仕事で遊びたい」と笑顔を見せる田口さんのこれまでと、就職に至った経緯を聞きました。

島原市
長崎県南東部の島原半島にある島原市は、海・山・湧水・歴史と観光資源が豊富
田口さんの職場は島原城内
田口さんの職場は島原城内。島原城を拠点にPRを行う「島原城七万石武将隊」も仲間

<田口さんプロフィール>
長崎県長崎市出身。美容機器メーカーやスポーツ関連の制作会社、WEBメディアの編集部を経て長崎県にUターン

2021年〜2024年 島原市地域おこし協力隊として活動

2024年 株式会社 島原観光ビューローに就職

長崎を離れ、名古屋→新潟→東京と転々。20代はとにかく好きなことを

高校卒業後、名古屋市の美容機器メーカーに就職。約2年勤めた後、新潟市にある専門学校「JAPANサッカーカレッジ」に入学し、スポーツビジネスを学びます。「部活でサッカーをしていたこともあって、スポーツビジネスに興味がありました」と田口さん。

卒業後は、東京のスポーツ関連の制作会社やウェブサイトの編集部に勤めました。「20代は好きなことをやろう、という思いがあった」。

一見、バラバラのように見える経歴ですが、共通するのは“企画”という点でした。

地域おこし協力隊に着任する前は、釣り情報を発信するウェブサイトの編集部で企画と編集を行っていました。幼少期からの趣味である釣りを仕事にできるということで期待に膨らむ入社でしたが、コロナ禍で苦しさを味わいます。

「それまでも、長崎に帰りたいという気持ちは漠然とありましたが、コロナ禍が決定的になりました。在宅での仕事が主になり、誰と何のために仕事をしているのか分からない状態だった」とその時を思い返します。長崎市で1人で暮らすお母さんのことも思い、県内へのUターンを決意します。

文章を書く編集力
文章を書く編集力は、釣り情報の編集者時代に培った

観光資源が豊富な島原市に魅力を感じて

当時、長崎県内で地域おこし協力隊の募集がかかっている市町は3つほどありましたが、その中から島原市を選びました。決め手は島原市が持つ豊富な資源。湧水や海、山といった自然に加え、城を持ち、城下町などの街並みも残す島原市に惹かれたと言います。

配属先は島原市役所のシティプロモーション課。社会人時代の経験を生かして、イベント企画での関係人口作りやブログでの情報発信を担いました。

特に力を入れていたのが、親子や子どもたちに向けたアウトドア教室。正しい火起こしやハム作りといった、島原市の自然や素材を生かした教室は、地域おこし協力隊ならではの企画として反響を呼びました。

アウトドア好きでもある田口さん
アウトドア好きでもある田口さん。子どもたちに火起こしのやり方をレクチャーした

起業か就職か…。自分の得意不得意を踏まえて決断

退任後の進路については、「隊員1〜2年目は起業も検討していました。葛藤した時期もありましたが、自分に合っているのは再就職か複業だな…と思って」と田口さん。進路について悩んでいる中、「島原観光ビューロー」から声がかかります。地域おこし協力隊3年目の時でした。

任期満了後、「島原観光ビューロー」に就職し、DMO(*1)推進室に配属されました。業務は、島原市の観光情報を発信する「Enjoy!しまばら」の運営やふるさと納税のプロモーション、補助金申請と多岐に渡ります。「地域おこし協力隊としての活動の延長線上にある業務も多く、島原観光ビューローで地域づくりの一端を担うための3年間だったような気がしています」と言うように、就職から1年経っていないにも関わらず即戦力となっています。

*1…観光物件、自然、食、芸術・芸能、風習、風俗など当該地域にある観光資源に精通し、地域と協同して観光地域作りを行う法人のこと

「Enjoy!しまばら」の情報更新
「Enjoy!しまばら」の情報更新は、編集部時代の経験が生きる
島原城築城400年
島原城築城400年を記念する2024年は、関連イベントなどで大忙し

島原城築城400年ウェブサイト

自分の仕事で遊びたい。体験できる島原市を目指して進む

「島原観光ビューロー」に就職した田口さんですが、目指したい“島原観光の姿”があると言います。

「島原市全体をテーマパークにしたいと思っています。例えば、島原城下は“日本文化に触れられるエリア”、火山や海を感じられる地区を“自然を感じるネイチャーエリア”といった感じで。それぞれのエリアがすでに持っている個性を最大限に活かして、島原をまるごとテーマパークみたいに発信したいなと。そして、これは島原市だけでなく、島原半島全体でもいいと思うんです。実現するように、この計画はどんどん口に出して言っていこうと思ってます(笑)」。

島原市にある3つの湧水を飲み比べる「湧水飲み比べ」
島原市にある3つの湧水を飲み比べる「湧水飲み比べ」は就職後の企画

田口さんに質問!隊員のお悩みあるある

――地域おこし協力隊か企業への就職で悩んでいます

「私はもともと企画が好きだったので、地域おこし協力隊の自由度に惹かれました。一般企業の就職だと、自分の裁量で仕事ができるのは一握りの人だと思うので…。ミッションにもよると思いますが、地域おこし協力隊には、調整力のある人や専門職、愛されキャラの人が向いているのかな?と思います」

――地元にUターンするメリットは?

「実家が長崎市内にあり母が1人で住んでいるんですが、車で帰れるのがいいですね。と言っても車で2時間くらいかかるので、ちょっとした旅行気分ですが(笑)あとは、方言に困らないことかな?ただ、Uターンと言っても島原市にもともと人脈があったわけではないので、その点では他の移住者と同じかなと思います」

――お休みの日は何をして過ごしますか?友達とかできるのでしょうか…

「私は釣りが趣味なので、釣りに行くことも多いです。せっかく田舎に住むなら趣味も充実させたいですし。実は、島原市に来て最初に会った第一村人(笑)は釣り船の船長さんでした。63歳の大先輩なんですが、今でも釣船のインスタグラム運営を私がしたりと交流が続いています」

釣りの聖地でもある長崎県
釣りの聖地でもある長崎県は、釣り人の楽園!

“今、やりたいことをやる”

“自分の仕事で遊びたい”

インタビューから聞こえてきたのは、自分の好きに素直で、それを仕事に落とし込む田口さんの生の声でした。地域おこし協力隊の活動の先にあった就職という進路は、島原市のことを好きで実直に取り組んできた証です。

島原まるごとテーマパーク、楽しみにしています!

自治体と弊社が二人三脚で設計した、安心の協力隊募集プロジェクト

地域おこし協力隊への挑戦を検討している方へ
今回ご紹介した記事のように、地域で活躍するためには「地域の受け入れ体制」や「本音のコミュニケーション」が欠かせません。
弊社では、着任後のミスマッチを防ぐため、自治体に伴走して募集ミッションや受け入れ環境の設計からサポートしています。
現在、その取り組みの一環として各自治体で新たな仲間を募集中です。受け入れ体制がしっかり整った環境で挑戦したい方は、ぜひ募集記事をご覧ください。

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